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2008年03月07日(金) 11時01分

日本マクドナルドの元店長に労災認定 愛知・豊田労基署朝日新聞

 日本マクドナルドの愛知県内の元店長が脳梗塞(こうそく)などで倒れたのは過重労働が原因だとして豊田労働基準監督署は6日、労災を認定した。当時の残業時間は月100時間近くにのぼっていたという。

 支援する日本マクドナルドユニオンによると、元店長は50代の男性で、店長を務めていた04年11月、脳梗塞などのために倒れた。元店長は入退院を繰りかえした後、今も腕に後遺症が残っているという。

 日本マクドナルドの店長をめぐっては、東京地裁が1月末、会社側が店長に対し「出退勤などに自由裁量がある管理監督者だ」として残業代を支払わないことについて、違法だとする判決を出している。今回の労災認定は、複数の店長が過重労働を強いられていることを浮き彫りにした。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0307/TKY200803070089.html