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2008年03月06日(木) 10時31分

ヤミ金事件の検挙急増=食品産地偽装は4件21人−警察庁時事通信

 昨年1年間に全国の警察本部が検挙したヤミ金事件は前年比49.8%増の484件、検挙人員は40.1%増の995人で、いずれも急増したことが6日、警察庁のまとめで分かった。
 同庁は「罰則を強化した改正貸金業規制法などの昨年1月の施行を受け、取り締まりを強化した結果」としている。
 罰則が引き上げられた無登録営業では171事件を検挙し、罰則が新設された超高金利では233事件を検挙した。
 容疑者に暴力団の構成員や準構成員が含まれたのは142事件で、全体の約3割。被害は14万8543人、303億8998万円に上った。
 昨年相次いだ食品の産地偽装事件では、不正競争防止法違反で4件、21人を検挙した。 

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