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2008年03月05日(水) 17時31分

他人名義の口座購入、男を逮捕=犯罪収益移転防止法を初適用−警視庁時事通信

 他人名義の銀行口座のキャッシュカードを買ったとして、警視庁渋谷署は5日、犯罪収益移転防止法違反の疑いで、自称東京都世田谷区上馬、無職坂本和信容疑者(26)を逮捕した。
 警察庁によると、同法は1日に施行され、適用は全国初。以前は金融機関本人確認法が適用されていた。
 調べによると、坂本容疑者は3月初旬、新宿区新宿の路上で、氏名不詳の男から他人名義の銀行口座のカード1枚と暗証番号を現金10万円で譲り受けた疑い。
 同容疑者は容疑を認め、「現金を持ち歩くのが不便で口座が欲しかった」と供述。以前、自分名義の口座が犯罪に使われて銀行のブラックリストに載り、口座を開設できなくなったという。
 男とはインターネットの闇サイトで知り合い、路上で待ち合わせた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080305-00000101-jij-soci