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2008年03月04日(火) 08時01分

不動産社長ら強制捜査へ=都心ビルで立ち退き交渉−弁護士法違反で警視庁時事通信

 東京都内のオフィスビルをめぐり、弁護士資格がないのに、入居者との立ち退き交渉をしたとして、警視庁組織犯罪対策4課は3日、弁護士法違反容疑で、大阪市の不動産会社社長らについて、強制捜査に乗り出す方針を固めた。
 同課は一連の交渉に絡む資金の流れや指揮系統、背後関係について全容解明を進める。
 調べによると、社長らはオフィスビルの入居者に対し、弁護士資格がないのに、「ビルを取り壊すので立ち退いてほしい」と交渉した疑いが持たれている。
 立ち退き交渉は当時、同ビルを保有していた建設会社が依頼。同社は入居者が退去した後、ビルを解体して都内の企業に売却し、現在は駐車場になっている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080304-00000024-jij-soci