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2008年03月03日(月) 13時01分

オウム施設を捜索=ネット広告に不正入会の疑い−滋賀県警時事通信

 オウム真理教(アーレフに改称)の男性出家信者(30)がパソコンからインターネットの広告代行会社に不正登録した疑いが強まり、滋賀県警警備部などは3日、私電磁的記録不正作出などの疑いで、同県甲賀市の教団施設など4カ所を家宅捜索した。
 調べによると、男性信者は2004年5月25日に、都内のネット広告代行会社から不正行為で退会処分を受けたため、翌6月17日、ほかの信者の住所や生年月日、連絡先を登録するなどして再入会した疑いが持たれている。
 男性信者は再入会後1カ月の間に、10のホームページ上に、アフィリエイト型のネット広告を掲載して、利益を得ていたという。県警は教団の資金源になっていた可能性もあるとみて、捜索でパソコンなどを押収した。 

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