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2008年02月29日(金) 21時13分

<詐欺>職安調査官、1500万円詐取容疑…茨城労働局告発毎日新聞

 茨城労働局(浅田和哉局長)は29日、失業手当などの給付金約1500万円を偽名口座に振り込ませてだまし取ったとして、常陸鹿嶋公共職業安定所の蔀宣明(しとみのりあき)・雇用保険給付調査官(45)を同日付で懲戒免職とし、電子計算機使用詐欺容疑で水戸地検などに告発したと発表した。

 茨城労働局によると、蔀調査官は00年9月〜07年12月、勤務していた県内の3公共職安で、雇用保険の端末を不正に操作。失業・育児休業・再就職など5種の手当計1511万円を9口座に振り込ませた。自分の名と読みが異なる口座を銀行などに設けていた。昨年12月、匿名の投書で発覚した。【立上修】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000146-mai-soci