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2008年02月29日(金) 23時31分

「過剰与信」と賠償命令=全国初、信販会社に770万円−呉服販売訴訟・高松高裁時事通信

 着物などを次々と売り付け、多額のクレジット契約を結ばせたのは公序良俗に反し無効として、精神神経障害を患った徳島市の女性(2003年死亡)が呉服販売会社と信販会社を相手に、損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、高松高裁(矢延正平裁判長)が両社の違法行為を認め、支払い代金の一部約770万円の支払いを命じたことが29日、分かった。両社は上告せず、判決は確定している。
 女性側弁護士によると、過剰な与信を理由に信販会社に賠償を命じたのは全国初という。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080229-00000199-jij-soci