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2008年02月29日(金) 21時16分

10社でプラスチック偽装 経産省調査 さらに拡大か朝日新聞

 経済産業省は29日、環境に配慮した物品の調達を国の機関に義務づけるグリーン購入法の対象115品目について、再生製品の偽装状況を調査したところ、10社が「問題があった」と回答したと発表した。いずれもオフィス用品に使われているプラスチックでの偽装。ただ、約3600社の調査対象に対して回答数はまだ約800社にとどまっており、さらに「再生偽装」は広がる可能性がある。

 偽装が明らかになったプラスチック製品は、間仕切りなどのオフィス家具や、ファイル、修正テープなどの文具。再生樹脂をまったく配合していない製品もあった。

 プラスチックなど材料メーカーへの調査では、151社が回答し、3社が表示や契約通りの生産・供給について「問題があった」と答えた。三井化学ファブロは、事務用ファイルに使われるプラスチック製シートの偽装を公表済みで、新たに2社の偽装が発覚したことになる。

 再生材料の供給を受けている企業への調査では、607社が回答し、7社が「問題があった」と回答。このうち1社は三井化学ファブロから供給を受けているコクヨ。このほか6社の偽装が明らかになり、ぺんてるは29日、自社のホームページで修正テープの部品で偽装があったと公表。05年7月以降、再生樹脂の配合率がゼロだった。

 問題があった企業は、偽装の理由について、「リサイクルのしやすい再生材料が手に入らなかった」「再生樹脂の品質を維持するため」などと説明しているという。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/business/update/0229/TKY200802290369.html