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2008年02月27日(水) 12時02分

公選弁護人は認められず=三浦容疑者も出廷時事通信

 【サイパン27日時事】ロス疑惑銃撃事件で、米警察当局にサイパンで逮捕された元会社社長三浦和義容疑者(60)に対し、公選弁護人の選任を認めるかどうかを判断する審問が27日午前11時(日本時間同10時)から、当地の裁判所で開かれた。三浦容疑者も出廷。デービッド・ワイズマン裁判官は「資格がない」として、公選を認めないことを決定した。
 裁判官は、財産状況などを詳細に検討し、日本との物価の違いなども考慮したとした上で、三浦容疑者に対し「(公選弁護人制度は)単に生活の補助を受けているだけではなく、本当に貧しい人のための制度だ」などと理由を説明した。 

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