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2008年02月26日(火) 09時47分

ロス市警、三浦和義容疑者逮捕後初の会見スポーツ報知

 1981年に米ロサンゼルスで起きた銃撃事件で殺人容疑などによりサイパン島で逮捕された元会社社長三浦和義容疑者(60)について、ロサンゼルス市警の担当捜査官が25日午前(日本時間26日未明)記者会見し、2、3年前から本格的な捜査に着手していたことを明らかにした。米捜査当局が入手したとされる新証拠については言及しなかった。

 三浦容疑者の逮捕後、ロス市警が会見を開いたのは初めて。

 市警で殺人などの未解決事件を担当しているリック・ジャクソン捜査官は会見で、三浦容疑者の逮捕では、米当局により1988年に出された逮捕状が執行されたと言明。日本の最高裁で無罪が確定したのに米国で再び逮捕されたことについては、米検察当局との検討の結果、同じ事件で再び罪に問われることがない「一事不再理」には抵触しないと判断したとの見解を示した。

 また、銃撃事件で実行犯と疑われ、日本で無罪が確定した駐車場経営者を逮捕する方針はないことも明らかにした。

 三浦容疑者はサイパン島で22日(現地時間)に逮捕された。同島の裁判所は25日(同)、保釈を認めない決定を下すとともに移送の可否に関する審理の期日を暫定的に3月5日に設定した。(共同)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080226-OHT1T00101.htm