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2008年02月26日(火) 10時31分

初会見に日本メディア殺到=米ロス市警、対応に追われる−三浦容疑者逮捕時事通信

 【ロサンゼルス25日時事】「会見室の収容人数は限られているのを理解してほしい」。米ロサンゼルス市警は25日午前(日本時間26日未明)、三浦和義容疑者(60)の逮捕後初の記者会見を開いた。予想を上回る日本人報道関係者が殺到し、慌てて入場制限に乗り出す一幕があった。
 ロス市警の記者会見に集まるのは通常、地元の複数の新聞社やテレビ局数社に限られる。ところがこの日の会見には、日本から応援で駆け付けたテレビのスタッフも多く、総勢100人以上に膨らんだ。
 質問の内容に、日米の記者で大きな違いがあった。日本人記者は、「新証拠とは」「なぜ今逮捕なのか」に関心が集まったのに対し、米国人記者からは「そもそも三浦容疑者はどんな事件を起こしたのか」との初歩的な質問も飛び出し、なぜ日本人が大騒ぎしているのか理解に苦しむ様子だった。 

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