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2008年02月25日(月) 23時52分

<拳銃心中>ホテル1室で男女と女児の3人 大阪毎日新聞

 25日午後7時半ごろ、大阪市中央区難波2のホテルの1室で、男女と女児計3人が倒れているのを従業員が発見した。大阪府警南署員が駆けつけたところ、ベッドの上で3人とも頭から血を流して倒れており、既に死亡していた。免許証などから男性は、岡山市福富中2、大道浩範さん(37)とみられる。大道さんの右手に拳銃1丁があり、遺書とみられる封書と便せんが計3通あった。同署は、女性と女児の身元の確認を急ぐとともに、拳銃で心中を図ったとみて調べている。

 調べでは、3人は24日午後7時50分ごろにチェックイン。約24時間経過したため、25日午後7時20分ごろ、従業員が部屋に電話をかけたが応答がなかった。部屋の鍵はかかっていたため、合鍵を使って室内に入り、3人がベッドの上で並んで倒れているのを見つけた。

 25日午前8時ごろ、「延長できるか」という問い合わせの電話がフロントにあったという。室内にあった便せんには「本当に迷惑をかけて申し訳ありません。最後の場所に選んでしまいました」との内容が書かれていた。【田中博子、日野行介】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000168-mai-soci