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2008年02月25日(月) 23時00分

88年の逮捕状で拘束=「明白な裏付け」列挙−三浦容疑者時事通信

 【サイパン25日時事】米ロサンゼルスの銃撃事件で、元会社社長三浦和義容疑者(60)は、ロス市警が1988年に取った逮捕状に基づき、身柄拘束されたことが25日(日本時間同)、米自治領サイパン島の裁判所に提出された書類で分かった。
 当地の検事局は三浦容疑者の保釈と移送について審理する裁判所に対し、8ページに及ぶ88年の逮捕状の写しと、三浦容疑者の逮捕の経緯を記した検事局担当者の3ページの宣誓供述書を提出した。
 逮捕状の日付は88年5月5日。三浦容疑者の容疑を、(1)81年11月18日に妻一美さんを殺害した(2)同年7月から82年7月に殺害などを共謀した−と記載した。
 それを裏付ける「明白な行為」として、三浦容疑者が一美さんに7500万円の海外旅行保険を掛け、犯行現場まで車に乗せ、誰かに頭を銃撃するよう手でサインを送ったなど20点を挙げている。 

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