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2008年02月25日(月) 13時41分

三浦容疑者の保釈認めず サイパンの裁判所東京新聞

 【サイパン(米自治領)25日共同】米ロサンゼルスで1981年に起きた銃撃事件で、殺人容疑などにより米自治領サイパン島で逮捕された三浦和義容疑者(60)の保釈の可否に関する審理が25日午後(日本時間同)、同島の裁判所で始まり、裁判官は保釈を認めない決定を下した。三浦容疑者はオレンジ色のつなぎ服を着用し落ち着いた様子で入廷。この日の審理で、三浦容疑者の身柄に関する法的手続きが本格的に始まった。

 裁判所が保釈を認めなかったことに対し、三浦容疑者は「このケースは何十年も前のことだ。証拠隠滅や逃亡の恐れもない」と反論した。

 一方、日本外務省の駐在官事務所は25日午前、ロサンゼルス市警やサイパン司法当局の手続きに合わせ、東京の本省と連絡を取りながら司法手続きの確認を進めるなど、現地の動きは慌ただしさが増した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008022501000330.html