記事登録
2008年02月25日(月) 13時34分

「20数年前の古いケース」「なぜ保釈されない」三浦容疑者不満産経新聞

 妻の一美さん=当時(28)=殺害容疑などで、ロサンゼルス市警に滞在先のサイパンで逮捕された会社役員、三浦和義容疑者(60)の尋問が25日午後、サイパンの裁判所で行われ、三浦容疑者が出廷。裁判所は保釈を認めず、三浦容疑者は「二十数年の古い事件で証拠隠滅や逃亡のおそれもないのになぜ保釈されないのか」などと述べた。

写真で見る「ロス疑惑」

 尋問は保釈の可否などを決めるためのもので、25日午後1時半(日本時間午後0時半)ごろから行われ、三浦容疑者は、オレンジ色のつなぎ服姿で出廷した。

 三浦容疑者は裁判官に対し、日本語で「二十数年前の古いケースで証拠隠滅のおそれがない。(逮捕後に没収された)パスポートもなく逃亡のおそれもないのに、なぜ保釈されないのか」と述べた。

 三浦容疑者はよどみなく話し、語気を強める場面もあった。

【関連記事】
「留置場に毛布ない」三浦容疑者、弁護士に電話
なぜ今?ねらいは?三浦容疑者逮捕、沈黙の市警
抵抗せず、無言のまま連行 三浦容疑者の油断突き逮捕
日米司法制度の差から生じた衝撃逮捕劇
蘇った「疑惑」の記憶 三浦元被告逮捕

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080225-00000921-san-int