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2008年02月24日(日) 08時01分

外務省事務所、三浦容疑者との面会要請=ロス市警、身柄移送へ準備−ロス疑惑時事通信

 米ロサンゼルス市で1981年に起きた銃撃事件に絡み、米自治領のサイパン島で元会社社長三浦和義容疑者(60)が殺人と共謀の容疑で逮捕されたのを受け、外務省の在サイパン出張駐在官事務所は24日、サイパンの検事局に対し、現地ススペの施設で拘置中の同容疑者との面会を要請した。駐在官事務所は同日中の面会に向け、同検事局への働き掛けを強めている。
 三浦容疑者は逮捕された直後の22日夜、検事局を通じ、駐在官事務所に「面会を望んでいない」と回答した。日本政府は「邦人拘束の事実は把握しているが、身元はまだ確認していない」との立場で、邦人保護の観点から複数回にわたり領事面会を求めているが、まだ回答はないという。
 一方、ロス市警は同市への三浦容疑者の身柄移送に向け、準備を進めている。サイパンは自治領で米国内とは手続きが違うため、サイパン当局に引き渡しを要請する必要がある。 

【関連写真】 〔写真ニュース〕三浦和義容疑者、サイパンで逮捕
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