記事登録
2008年02月24日(日) 12時03分

米・ロス市警、1981年に妻・一美さんを殺害した疑いなどで三浦和義容疑者を逮捕フジTV

アメリカのロサンゼルス市警察は22日、1981年に妻・一美さんをロサンゼルス市内で殺害した疑いなどで、三浦和義容疑者(60)を逮捕した。
いわゆる「ロス疑惑」として当時報じられた事件が、発生から27年目、ロサンゼルス市警察による逮捕によって、新しく動き始めた。
ロサンゼルス市警察は、三浦和義容疑者がアメリカ自治領サイパン島を訪れるとの情報を得て、サイパン当局などと捜査協力し、現地時間22日、サイパンの空港で三浦容疑者を逮捕した。
容疑は、1981年にロサンゼルス市内で、妻・一美さんを殺害したというもの。

「ロス疑惑」の最初の事件は、1981年8月に起こった。
アメリカ・ロサンゼルス市内のホテルで、三浦容疑者の妻・一美さんが、頭をハンマーで殴られけがをした。
そして、その3カ月後、同じロサンゼルス市内で、三浦夫妻を何者かが銃撃し、一美さんは頭に銃弾を受け、およそ1年後に死亡した。
1984年に、週刊誌が「疑惑の銃弾」と題した連載をきっかけに、マスコミが保険金殺人疑惑として一斉に報道し、「ロス疑惑」は国民的関心を集めた。
ホテルでの殴打事件で、三浦容疑者は、懲役6年の実刑判決を受けた。
しかし銃撃事件では、1審の無期懲役の判決が、2審で逆転無罪となり、2003年3月、三浦容疑者の無罪が最高裁で確定している。
highlow highlow 2008/02/24 12:03

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00127849.html