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2008年02月24日(日) 10時37分

三浦元被告 日本では03年に無罪判決が確定 妻殺害容疑毎日新聞

 81年8月、三浦和義元被告の妻一美さんは米国ロサンゼルス市を旅行していた際、ホテルの自室で頭をハンマーで殴られ、けがを負った。その3カ月後、同じロス市内で夫妻は銃撃され、三浦容疑者が左足に重傷を負い、一美さんは頭に銃弾を受けて約1年後に死亡した。

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 週刊文春が84年1月、一連の事件を「疑惑の銃弾」として連載を始め、「ロス疑惑」として注目を集めた。85年9月には、三浦容疑者が保険金目当てで知人の元女優に一美さんの殺害を依頼したとして、元女優とともに殺人未遂容疑で警視庁に逮捕された。元女優はホテルでの殴打事件を認め、懲役2年6月の実刑が確定した。

 銃撃事件では三浦容疑者と実行役とされた駐車場経営会社が東京地検に殺人罪で起訴され、三浦元被告は一審で無期懲役の判決を受けたものの、東京高裁で逆転無罪の判決を受けた。検察は上告したが、最高裁は棄却。無罪が確定した03年3月には毎日新聞の取材に「なるべくしてなった決定だが、感無量です。20年以上ですからねえ」と話していた。社長は1、2審ともに無罪判決が確定している

 ところが、三浦容疑者は殴打事件で懲役6年の有罪が決まり、98年11月から再び収監されたほか、出所後には雑誌やサプリメントを万引きして逮捕されるなど波乱の人生を展開した。

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