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2008年02月23日(土) 21時28分

「ロス疑惑」の三浦和義容疑者、27年を経て米で逮捕読売新聞

 【ロサンゼルス支局】米紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は23日、米警察当局が、27年前のロス疑惑「一美さん銃撃事件」で殺人罪などに問われ、日本で無罪となった元輸入雑貨会社社長、三浦和義容疑者(60)を、妻一美さん(当時28歳)殺害容疑で逮捕したと伝えた。

 同紙によると、北マリアナ諸島サイパン島を訪問中に身柄を拘束された。ロサンゼルスで裁判が行われる見通しという。逮捕までの捜査の詳細などは不明。

 1981年11月にロサンゼルスで起きた「一美さん銃撃事件」では、三浦容疑者と一美さんが銃撃され、約1年後に一美さんが死亡した。

 一美さんには約1億6000万円の生命保険がかけられており、警視庁は88年、受取人の三浦容疑者を殺人と詐欺の疑いで逮捕。その後、1審で三浦容疑者は無期懲役となったが、2審で無罪。2003年3月、最高裁が検察側の上告を棄却、三浦容疑者の無罪が確定した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080223-00000052-yom-soci