記事登録
2008年02月23日(土) 03時01分

アフリカに広域道路網=援助の協調体制推進へ−政府時事通信

 政府は22日、アフリカの大陸縦貫・横断道路網をはじめとする広域インフラの整備を支援するため、国際的な援助の協調体制構築に乗り出す方針を決めた。3月に主要8カ国(G8)や国際援助機関の代表が参加して都内で開く国際会議で、一体的な開発支援の青写真づくりを目指す。成果は5月に横浜市で開催されるアフリカ開発会議(TICAD)の議論に反映させる考えだ。
 広域道路網計画は、アフリカ連合(AU)傘下の「アフリカ開発のための新パートナーシップ」(NEPAD)などが推進。日本も経済開発に有益として開発を支援する方針。ただ、従来の各援助国・機関の支援では情報の共有が乏しく、ばらばらで効率性を欠くとの批判が出ていた。 

【関連用語】 「アフリカ開発会議」
【関連用語】 「アフリカ開発会議(TICAD)」
【関連記事】 【時事ワード解説】アフリカ連合(AU)
【関連記事】 【時事ワード解説】アジア・アフリカ会議
【関連記事】 新興感染症の6割が動物起源=過去約60年の335件調査-英米チーム

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080222-00000195-jij-pol