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2008年02月23日(土) 07時35分

学生野球憲章、検討委発足へ 4月めどに朝日新聞

 日本学生野球協会は22日、東京都内で評議員会を開き、学生野球のあるべき姿を条文化した日本学生野球憲章を検証する「憲章検討委員会」(仮称)を発足させることを決めた。

 学生野球憲章に関しては昨年10月、高校野球の特待生問題を議論した日本高校野球連盟の有識者会議から、今後の課題として憲章の見直しを挙げる答申が出ており、今回の動きはそれを受けてのもの。委員会は4月をめどに発足し6、7人で構成。大学と高校の不祥事などを審議する同協会審査室の代表や、法律専門家らが入る予定という。

 同協会が、46年12月に制定された同憲章(当時は学生野球基準要項)の検証作業に着手するのは78年度以来。松前達郎会長は「改正ありきではない。特定の条文に限らず、現実にそぐわないものがあれば見直し、そのままでいいなら手を付けない」と話した。

 また、役員改選があり、松前会長が再選され、5期目に入った。1人欠員だった副会長(3人制)に早稲田大学前総長の奥島孝康氏が加わった。いずれも任期は2年。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/sports/update/0223/TKY200802230004.html