防衛局職員を収賄で逮捕＝予定価格漏らし、現金200万−北海道警（時事通信）

2008年02月22日(金) 00時31分

　帯広防衛施設支局（現帯広防衛支局）勤務時に、指名競争入札の予定価格を漏らした見返りに業者から現金約200万円を受け取っていたとして、北海道警捜査2課は、収賄容疑で沖縄防衛局課付補佐の曽我部真容疑者（55）＝沖縄県浦添市城間＝を、贈賄容疑で建設会社社長山中保男容疑者（43）＝網走管内美幌町青山北＝を逮捕した。
　いずれも大筋で容疑を認めているという。
　調べでは、曽我部容疑者は2003年4月から帯広防衛支局に土木工事担当の技官として勤務。06年3月ごろ、同支局発注の遠軽町の保管庫新設工事の指名競争入札で、予定価格を漏らした謝礼として、山中容疑者から現金約200万円を受け取った疑い。　

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