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2008年02月22日(金) 12時09分

父親を重過失致死容疑で書類送検 目黒の銃暴発男児死亡朝日新聞

 昨年12月、東京都目黒区五本木1丁目の立松秀樹医師(40)宅でライフル銃が暴発し、次男直樹ちゃん(2)が死亡した事故で、警視庁は22日、立松医師を重過失致死、銃刀法違反などの疑いで書類送検した。

 捜査1課などの調べでは、医師は昨年12月9日午後0時20分ごろ、自宅応接間で、所有する射撃用のライフル銃などを手入れしている途中、弾が込められているか確認しないままライフルをテーブルに放置し隣室に移動。その結果、幼稚園児の長男(5)が誤って引き金を引き、弾が直樹ちゃんの右胸にあたり、失血死させた疑い。

 医師は前日、このライフルで射撃訓練をしており、「(弾がないことを確認するために)空撃ちしたと勘違いしていた」と供述しているという。

 また、医師は、銃刀法の規定に反して、ライフル銃と散弾銃計12丁と実弾を同じ保管庫に保管していた疑い。さらに、法令による制限の800発を超える実弾約900発を貯蔵していたとして、火薬類取締法違反容疑でも送検された。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0222/TKY200802220092.html