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2008年02月18日(月) 10時43分

鉄人だ!東国原知事 睡眠4時間で完走デイリースポーツ

 第2回東京マラソンが17日、都内で行われ、東国原英夫宮崎県知事(50)ら多数のタレントが完走した。前夜は深夜12時近くまでテレビ番組に生出演した東国原知事は、レース後も2本の番組収録に向かい、翌18日には宮崎で公務を行う過密スケジュール。わずか4時間の睡眠時間で、知事就任後、初出走したフルマラソンを完走し、鉄人ぶりを見せつけた。
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 鉄人並みの超過密スケジュール。加えて4年ぶりのフルマラソン出場。そんな悪条件の中で東国原知事は“どげんか”してみせた。
 4時間42分27秒でフィニッシュ。だが、2時間台のベストタイムを持つ東国原氏は「練習不足でマラソンの神様が怒ったのでしょう。35キロで足が止まっちゃいましたね」と悔しい表情を見せた。多忙のため日課だったランニングも、今では週1、2回走るのがやっとだという。
 練習不足もさることながら、殺人的なスケジュールにも苦しめられた。体調を整えなければいけない前夜も0時近くまでテレビ番組に生出演。「寝たのは2時。起きたのは6時ごろかな」と、わずか4時間睡眠での挑戦だった。レース後も2本の番組収録に向かい、翌18日には地元・宮崎で知事の定例会見。まさに“1人鉄人レース”状態での出場。レース前も日本テレビ系の同レースの中継に出演していた。
 それだけでない。走りながらも、知事の“仕事”をこなした。「ボランティアの方の動きがすばらしい」と大会の運営ぶりもしっかり視察。「周りの熱気には驚かされた。あと5年、10年たったら、すごい大会になるね」とゴール後も興奮気味の東国原知事だったが、疲れを癒やす間もなく、すぐさま次の仕事に向け、走り去っていった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080218-00000003-dal-ent