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2008年02月18日(月) 22時41分

<ネットカフェ>無許可営業で2店家宅捜索 広島毎日新聞

 インターネットカフェの仕切りのある狭い部屋で、許可なく客に飲食提供したとして、広島県警は18日、風営適正化法違反(区画席飲食店の無許可営業)の疑いで、広島市内のインターネットカフェ2店舗などを家宅捜索した。同容疑でのインターネットカフェ摘発は全国初という。

 捜索されたのは、同市中区本通と同区胡町のインターネットカフェ「メディアカフェ ポパイ」の2店舗と、経営する「サンコー」=同市西区観音本町2=など8カ所。

 広さ5平方メートル以下の見通しの悪い個室で、客に飲食物を提供するには、県公安委員会の許可が必要。調べでは、同店舗は許可を得ないまま、昨年12月25日、四方を仕切った約2〜3平方メートルの個室で客にお好み焼きなどを提供した疑い。

 県警によると、外から見えにくいネットカフェは未成年者がいかがわしい行為をする場所にするなどのケースがあるという。同様形態のネットカフェは各地にあるとみられ、県警は「すべて違法の可能性がある」としている。【矢追健介】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080218-00000154-mai-soci