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2008年02月18日(月) 20時17分

飲酒運転で高速道路を逆走 小学校長を懲戒免職 岩手朝日新聞

 岩手県教育委員会は18日、酒を飲んで運転した上、高速道路を逆走したとして、同県岩手町の町立小学校の男性校長(56)を、同日付で懲戒免職にしたと発表した。

 同県教委によると、この校長は1月24日夜、盛岡市内の自宅に帰るため、同県滝沢村の滝沢インターチェンジ(IC)から東北道の上り線に入ろうとした。雪の影響で閉鎖されていたためIC近くに停車して待ち、車内で前日から買ってあった焼酎を2〜3合飲んだという。

 約2時間仮眠をとった午後10時ごろ、まだ閉鎖が解けていなかったため、同ICの出口から東北道の下り線に進入。約20キロを南方向に逆走してからUターンし、盛岡南ICで出ようとしたが、滝沢ICからの通報を受け、近隣のICで待機していた同県警高速隊に、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発された。呼気1リットルあたり0.58ミリグラムのアルコールが検出されたという。

 県教委の調査に同校長は「酔っていて逆走したことも、Uターンしたことも覚えていない」と答えているという。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0218/TKY200802180459.html