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2008年02月18日(月) 16時59分

日教組の宿泊拒否、法違反の疑い濃厚 厚労相産経新聞

 グランドプリンスホテル新高輪(東京都港区)による日教組の教育研究全国集会(教研集会)への会場提供拒否問題で、集会参加者用に予約した約190室の宿泊についてもホテル側が拒否していたことが分かり、舛添要一厚生労働相は18日の衆院予算委員会で、「旅館業法に違反する疑いが濃厚だ」と指摘した。

 旅館業法は、伝染病や賭博などの違法行為の恐れや空室がない場合以外は宿泊を拒んではならないと規定している。舛添氏によると、港区がホテル側を事情聴取する予定という。

 また鳩山邦夫法相は、会場使用を認めた司法判断に従わなかったホテル側の対応について「あくまで一般論だが、裁判所を無視した当事者がいるとすれば、法治国家にあるまじき事態だ」と述べた。

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