記事登録
2008年02月16日(土) 06時11分

クラブ合宿で生徒に飲酒すすめる 高校教諭ら書類送検へ朝日新聞

 三重県四日市市の県立四日市農芸高バスケットボール部の合宿で、顧問の教諭が部員らと酒を飲んだ問題で、三重県警は15日、生徒の飲酒を止めなかったとして、来週にも同校の男性教諭ら3人を未成年者飲酒禁止法違反の容疑で津地検四日市支部に書類送検する方針を固めた。

 調べでは、3人は07年11月22日夜、同県いなべ市北勢町のキャンプ場での合宿で、部員の生徒らが酒を飲んでいるのを知りながら制止しなかった疑い。県警は、3人が未成年者の飲酒を制止すべきだと同法で定める監督者に当たると判断した。

 県警などによると、書類送検されるのは、45歳と35歳の男性教諭と20代の男性講師。合宿には3人と生徒13人が参加。45歳の教諭がビールや焼酎、ワインを夕食に持ち込んで飲酒。他の教諭と講師に酒をすすめ、生徒らにも「飲みたい者はおるか」などと促した。35歳の教諭と20代の講師も生徒の飲酒を止めなかった。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0216/NGY200802150006.html