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2008年02月15日(金) 23時36分

日本アカデミー賞、「東京タワー」が5冠獲得読売新聞

 第31回日本アカデミー賞(同賞協会主催)の授賞式が15日、東京都内のホテルで開かれ、リリー・フランキーさんによる自伝的小説が原作の「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(松岡錠司監督)が、最優秀作品賞、最優秀監督賞など5部門で最優秀賞に輝いた。

 松岡監督は受賞あいさつで、「予想だにしていなかったので緊張しています。本当にありがとうございました」と喜びを語った。

 また、最優秀主演男優賞は、「ALWAYS 続・三丁目の夕日」で小説家・茶川を演じた吉岡秀隆さんが受賞した。吉岡さんは2006年にも同じ役で同賞を獲得している。

 このほかの最優秀賞は次の通り。(敬称略)

 ▽主演女優=樹木希林(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)▽助演男優=小林薫(同)▽助演女優=もたいまさこ(それでもボクはやってない)▽脚本=松尾スズキ(東京タワー オカンとボクと、時々、オトン)▽美術=部谷京子(それでもボクはやってない)▽編集=菊池純一(同)▽撮影=蔦井孝洋(眉山—びざん—)▽照明=疋田ヨシタケ(同)▽音楽=大島ミチル(同)▽録音=鶴巻仁(ALWAYS 続・三丁目の夕日)▽外国作品=「硫黄島からの手紙」▽アニメーション=「鉄コン筋クリート」

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080215-OYT1T00731.htm