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2008年02月15日(金) 19時01分

ガソリン税、衆院では修正せず=年度内成立を優先−与党方針時事通信

 自民、公明両党は15日、揮発油(ガソリン)税の暫定税率維持を含む租税特別措置法改正案など税制改正関連法案について、衆院での修正協議は見送り、参院段階で対応する方針を固めた。年度内成立を優先させるためで、2月中の衆院通過を目指す。民主党は対案を準備しているものの、衆院には提出しない方向で、与党は修正協議の前提が整わないと判断した。
 自民党の伊吹文明幹事長は15日、役員連絡会後の記者会見で「民主党の考えが今のところよく分からない。分からない段階で修正の話はできない」と述べ、衆院段階での修正は困難との考えを示した。
 関連法案は19日の衆院本会議で審議入りする。自民党の大島理森国対委員長は15日、尾辻秀久参院議員会長と会談し、2008年度予算案とともに関連法案を29日にも採決し、参院に送付する方針を確認した。 

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