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2008年02月15日(金) 16時26分

オウム元幹部・林被告の死刑確定へ 最高裁、上告棄却朝日新聞

 「地下鉄サリン事件」の実行犯の一人で殺人などの罪に問われたオウム真理教元幹部・林泰男被告(50)の上告審で、最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)は15日、林被告の上告を棄却する判決を言い渡した。死刑判決が確定する。

 教団による一連の事件の死刑確定は5人目。地下鉄サリン事件の実行犯では横山死刑囚に次いで2人目。

 第二小法廷は「不特定多数者を無差別に殺害するテロ行為を企てた犯行で、法治国家に対する挑戦だ」と指摘。林被告がサリンを散布した路線では、最多の8人の死者が出たことから、死刑はやむを得ないと結論づけた。

 一、二審判決によると林被告は95年3月、東京都内の地下鉄日比谷線の電車内でサリンを散布し、乗客を殺害するなどした。94年6月に長野県松本市で起きた「松本サリン事件」では、サリンを噴霧するトラックの製作にかかわり、95年5月には東京・新宿に青酸ガス発生装置を仕掛けた。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0215/TKY200802150237.html