フィリピン国軍は１４日、アロヨ大統領の暗殺計画が発覚したと発表、大統領は週末の地方訪問を急きょ中止した。暗殺計画は、東南アジアのテロ組織ジェマー・イスラミアと、比南部を拠点とするイスラム過激派アブサヤフなどによるもので、大統領ら政府要人と、首都圏の大使館も標的にしているという。
フィリピンでは、政府のブロードバンド化事業をめぐる大統領側近の汚職疑惑が浮上。大統領辞任を求める声が高まり１５日には首都圏でデモ集会も予定されている。これに乗じた比共産党軍事組織による攻撃もうわさされ、治安当局は最高度の警備態勢を敷いている。 アサヒ・コムトップへ
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