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2008年02月14日(木) 16時31分

死亡の父を書類送検=無理心中、4世代5人焼死−宮城時事通信

 宮城県加美町の民家で昨年12月、幼い子どもを含む一家5人が死亡した火災で、県警加美署は14日、殺人と現住建造物等放火容疑で、無職佐々木盛彦容疑者=当時(56)=を容疑者死亡のまま仙台地検古川支部に書類送検した。同署は現場の状況などから、同容疑者が自宅に放火し無理心中したと判断した。
 調べによると、佐々木容疑者は昨年12月3日未明、自宅に灯油などをまいて火を付け、就寝中の父盛儀さん=同(83)=、昭子さん=同(79)=夫妻や、娘の千穂さん=同(30)=、孫の優衣ちゃん=同(5)を一酸化炭素中毒で死亡させた疑い。同容疑者も焼死した。 

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