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2008年02月14日(木) 03時00分

「裏金」新たに1940万円=全庁調査の中間報告−大阪市時事通信

 大阪市は13日、東住吉区役所で裏金づくりが発覚したことをきっかけに始めた全庁調査の中間報告を発表した。それによると、新たに建設局と8区役所で公会計帳簿に記載のない不適正資金が計約1940万円見つかった。市総務局法務監察室は「現時点で調査できた範囲では、私的流用はない」としている。
 法務監察室によると、不適正資金として新たに報告があったのは14件。いずれも職員の机やロッカーなどに通帳や現金の形で保管されていた。このうち東淀川区役所の約600万円が最も多かった。ただ、公金から捻出(ねんしゅつ)したかどうか分かっていないものが多く、すべてを裏金とは言えないという。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080214-00000014-jij-pol