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2008年02月14日(木) 07時51分

収賄の元和歌山県課長に有罪産経新聞

 入札情報を提供する見返りに業者からゴルフ接待を受けていたとして収賄の罪に問われた元和歌山県工業用水道管理センター課長、西田孝史被告(59)に対する判決公判が13日、和歌山地裁であった。成川洋司裁判長は「約3年の長期にわたり計約50万円相当の飲食やゴルフなどの接待を受け、たかりとも評価できるような犯行態様は悪質」と述べ、懲役1年執行猶予3年(求刑・懲役1年)を言い渡した。

 成川裁判長は「公務員としての倫理観を欠く犯行で、県民の県職員に対する信頼を失墜させた」とする一方で「懲戒免職処分を受けるなど一定の社会的制裁を受けている」と述べた。

 判決によると、西田被告は平成16年3月ごろから25回にわたり計約50万円相当の飲食やゴルフなどの接待をうけた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080214-00000024-san-l30