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2008年02月13日(水) 13時01分

個人情報:茅ケ崎東小校長、家庭ごみに 過去20年、学校の5606人分 /神奈川毎日新聞

 横浜市教育委員会は12日、市立茅ケ崎東小(都筑区)の男性校長(56)が、過去20年間に勤務していた各学校の個人情報を含む文書約8500枚を断裁せずに、自宅から家庭ごみとして出したと発表した。文書は回収されるまで4日間、ごみ集積所などに放置されていた。市教委は校長の処分を検討している。
 市教委によると、校長は5日朝、同市青葉区の自宅近くのごみ集積所に文書を捨てた。87〜06年度に在籍した4校の文書のコピーなど重さ約50キロで、児童や保護者、地域住民ら延べ5606人分の氏名や電話番号が含まれていた。保存期間中の文書や児童の顔写真入りの資料もあった。
 この日は「燃やすごみ」の収集日で、市資源循環局職員は「古紙」と判断して放置。8日に近くの住民が学校文書と気づいて市資源循環局に連絡し、市教委が内容を確認した。
 校長は「自宅の引っ越しのため捨てたが、注意を欠いていた」と反省しているという。【池田知広】

2月13日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000137-mailo-l14