記事登録
2008年02月13日(水) 13時01分

人権擁護法案に反対続出=自民時事通信

 自民党の人権問題等調査会(太田誠一会長)は13日午前、党本部で総会を開き、人権擁護法案の今国会提出に向けて党内調整に着手した。しかし、出席者からは「なぜ法律が必要なのか理解できない」などと反対意見が続出した。
 冒頭、鳩山邦夫法相は「初めに法案(提出)ありきではない。フリーに議論してほしい」と要請。調査会幹部の岩永峯一衆院議員も「国民の関心の高いメディア規制条項は削除したい」と語った。
 これに対し、稲田朋美衆院議員は「広範な人権擁護法案を作った場合、表現の自由や政治活動の自由が脅威にさらされる」と指摘。衛藤晟一参院議員も「民主主義に対する弾圧だ」と主張した。 

【関連記事】 【時事ワード解説】人権擁護法案

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000088-jij-pol