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2008年02月13日(水) 11時58分

大阪市でまた裏金 1300万円が発覚産経新聞

 大阪市の東住吉区役所で5000万円を超える裏金が見つかった問題で、新たに市環境局で約1300万円が帳簿外の個人名の通帳で管理されていたことが市の全庁調査で13日、分かった。外部の団体に委託した廃電線のリサイクル施設2カ所の管理、運営費として支払う費用の一部を公金に繰り込まずに預かっていた可能性もあるという。市は裏金の疑いがあるとみて使途などについて詳しく調査を進めている。

 市によると、プールされた金があったのは同局環境保全部。東住吉区役所の裏金発覚を受けて行われた市の全庁調査で、通帳を保管していた同部の担当職員から申告があった。通帳は平成9年5月から15年1月まで出入金の記録があり、現在、通帳の残金が1335万1703円あった。担当課と歴代担当課長代理の個人名義の通帳で、課長代理の印鑑で管理されていた。現在の担当者は17年に当時の担当者から「使えないお金です」と引き継ぎを受け、机の奥にしまったまま「忘れていた」と話している。

 プール金は廃電線のリサイクルのため、昭和50年代に設置した2施設の管理、運営費の一部とみられる。通帳の記録などでは年に複数回の入金があり、委託費の返還金の一部か、委託先の団体からの預かり金とみられる。入金は14年4月が最終。

 通帳には数十万から数万単位で支出の記録があり、支出欄の欄外に「送別会」などのメモもあるという。最後の支出は15年1月で4000円だった。市はプール金が始まった経緯や支出の使途などを当時の担当者らから事情を聴いている。

 裏金問題については、昨年10月から市公正職務審査委員会が、区役所など55部局を立ち入り調査などをしていたが、環境保全部は環境局の大阪ワールドトレードセンター(WTC、住之江区)に入居しており、調査対象から外れていた。

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