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2008年02月13日(水) 12時01分

青森市の公社元主幹着服:被告、起訴事実認める−−初公判 /青森毎日新聞

 青森市文化スポーツ振興公社から公金をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた元公社主幹、小島健一被告(52)=青森市富田5=の初公判が12日、青森地裁(福家康史裁判官)であった。小島被告は「違っているところはありません」と起訴事実を認めた。
 起訴状などによると、小島被告は公社の総務係長だった01年5月上旬と同年8月10日ごろ、消費税納付税額を水増しした支出命令票を事務局長に提出するなどして計約160万円をだまし取った。
 公社の調査によると、この事件をめぐる使途不明金は1億円を超えており、検察側はさらに小島被告を追起訴する方針。次回公判は3月25日。【後藤豪】

2月13日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000025-mailo-l02