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2008年02月13日(水) 12時03分

交通事故偽装の保険金詐欺:元外交員に懲役4年 「重要な役割担う」 /福島毎日新聞

 ◇地裁支部判決
 いわき市の元保険外交員らによる交通事故を偽装した保険金詐欺事件で、詐欺・詐欺未遂罪に問われた元保険外交員の同市小名浜、主婦、清野香織被告(30)に対し、地裁いわき支部は12日、懲役4年(求刑同5年)を言い渡した。高原章裁判官は「重要な役割を担い、主導的に犯行にかかわった」と述べた。
 高原裁判官は、清野被告が元保険外交員の千葉里美被告(45)=詐欺罪などで公判中=と偽装事故の場所や口裏合わせの内容を決めたことなどを指摘し、「刑事責任は重い」と判断した。
 判決によると、清野被告は千葉被告らと共謀し06年3〜8月、2台の車を故意に追突させる手口で事故3件を損保会社に申告し、保険金計約1950万円をだまし取った。07年3月には未遂1件に関与した。母親や姉らも詐欺に加担させていた。【松本惇】

2月13日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000108-mailo-l07