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2008年02月13日(水) 17時02分

個人情報:患者22人分、漏れる−−宮崎大 /宮崎毎日新聞

 清武町の宮崎大医学部付属病院に勤務していた30代の男性医師のパソコンがファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてウイルスに感染し、患者22人の氏名や病名など個人情報が流出していたことが12日分かった。今のところ被害は確認していないという。
 同大によると、情報が流出したのは01〜03年に同病院で治療を受けた県内外の男女。先月31日に「情報がインターネット上に流出している」と匿名の電話があり、判明した。
 情報は03年に退職した医師が、患者の転院の際に病歴などを記載する紹介状から流出していた。当時、自分のパソコンで作成し、保存。退職後も同じパソコンを使っていたところ、ウイルスに感染したらしい。医師は「感染に気付いていなかった」と話している。
 医学部総務課は「情報管理に甘さがあった。再発防止を徹底する」と謝罪している。

2月13日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080213-00000319-mailo-l45