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2008年02月13日(水) 17時31分

母親に懲役3年求刑=罪認め即日結審−1歳男児コンクリ詰め・京都地裁時事通信

 京都府宇治市の1歳男児の遺体がコンクリート詰めで見つかった事件で、死体遺棄罪に問われた母親の無職浜野夕子被告(30)の初公判が13日、京都地裁(増田耕児裁判長)で開かれ、浜野被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。検察側は懲役3年を求刑し、即日結審した。判決は今月25日に言い渡される。
 検察側は論告で、浜野被告が遺体をごみ袋に入れた上、セメントを2回も流し込んだと指摘。「愛情など一切認められず、遺体を露見しないようにした悪質な犯行」と非難した。
 弁護側は最終弁論で、遺体の額にあざがあったことから虐待を疑われると思ったなどと反論。「突然の死亡で混乱し、役所に届け出なかった」とし、寛大な刑を求めた。 

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