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2008年02月13日(水) 22時06分

「正当性訴える」オリックス、パウエル問題で裁定求め提訴読売新聞

 オリックスは13日、ジェレミー・パウエル投手がオリックス、ソフトバンクと二重契約したと判断された問題で、期限付きながらソフトバンクに支配下選手登録を認めたパ・リーグの小池会長の勧告を不服として根来泰周(ねごろやすちか)コミッショナー代行に裁定を求め提訴した。

 オリックスの機谷(はたたに)球団代表が同日夜、コミッショナー事務局を訪れ提訴状を提出。根来代行は「今後はまず、パ・リーグの小池会長に勧告の趣旨を照会して回答をいただく。必要があれば両球団からも事情を聞くなど調査することになるだろう」とコメントした。

 オリックスの中村球団本部長は「契約の正当性を訴えるとともに、球界にあしき前例を残さないためにも提訴した。事実関係を解明することによって適切な判断を仰ぐことにした」とのコメントを発表した。

http://www.yomiuri.co.jp/sports/npb/news/20080213-OYT1T00637.htm