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2008年02月12日(火) 21時04分

<再生紙偽装>環境保全10億円負担に15社参加へ毎日新聞

 再生紙偽装問題で日本製紙連合会は12日、製紙大手5社が1月31日表明した環境保全活動への10億円負担に関し、偽装があった製紙連加盟の17社中15社が参加する意向であることを明らかにした。子会社が古紙配合率を偽っていた巴川製紙所は12日、「一連の問題が発覚する前の06年9月に自主的に表示を訂正し、それ以後に偽装はなかった」として、不参加を発表している。

 一方、連合会は偽装問題を検証する外部有識者の「古紙と環境検証委員会」(委員長、大江礼三郎・東京農工大名誉教授)の初会合を12日開いた。学者、消費者代表ら10人が委員となり、業界関係者でつくる「古紙配合率問題検討委員会」がまとめる再発防止策をチェックする。【小島昇】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080212-00000116-mai-bus_all