2008年02月12日(火) 14時33分

ソニー、動画共有サイト「eyeVio」での楽曲使用でJASRACと契約（Impress Watch）

　ソニーは、動画共有サービス「eyeVio」において、ユーザーがアップロードした動画の中で使われる楽曲の著作権管理と運用に関して、日本音楽著作権協会(JASRAC)と契約を締結した。これにより、ユーザーはJASRACが管理している国内楽曲の中から、好きな曲を自ら歌ったり、演奏した映像を投稿、共有できるようになる。サービス開始は2008年3月を予定している。

　また、これを踏まえてeyeVio上で国内音楽レーベルが許諾した公式音源を利用したプロモーション企画や、公式動画の配信も予定。映像を使ったダンスコンテストや、音楽プロモーションビデオコンテストなども予定されている。

　eyeVioは無料サービスであり、JASRACが管理する楽曲を歌唱/演奏した動画でも、無料で投稿できる。楽曲の二次利用に伴って発生する音楽著作権使用料金は、全てeyeVioが負担する。ただし、投稿の際ユーザーは、使用した楽曲名やアーティスト名を入力する必要がある。

　eyeVioではアップロードされた全コンテンツに対し、24時間体制で有人監視することで、著作権に違反するコンテンツや有害コンテンツを即時削除する体制を整えている。今回の契約についてeyeVioは、「全ての皆様に安心してご利用していただけるサービスにするための、サービス拡充の一環」と説明している。

□ソニーのホームページ

http://www.sony.co.jp/

□eyeVioのホームページ

http://eyevio.jp/

□ニュースリリース

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200802/08-019/index.html

□関連記事

【2007年11月20日】ソニー、動画共有サイト「eyeVio」でHD配信を開始

−ネットワークSTB向け。2008年春以降にHD投稿対応

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20071120/sony.htm

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080212-00000002-imp-sci