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2008年02月11日(月) 20時44分

留置場で女性被告が首つり自殺…和歌山・新宮署 読売新聞

 11日午前11時30分ごろ、和歌山県新宮市、新宮署の留置場で、拘置中の女性被告(44)が首をつっているのを巡回中の同署員が見つけた。

 女性は市内の病院に運ばれたが、間もなく死亡した。自殺とみて調べている。

 同署によると、女性は、窓の鉄格子に、履いていた靴下(長さ約40センチ)を通して首をつっていた。約15分前、署員が巡回した際、女性は新聞を読んでおり、変わった様子はなかったという。遺書などはなかった。

 女性は昨年9月、非現住建造物等放火容疑で逮捕された後、火災保険金を詐取したとして詐欺容疑で再逮捕、起訴されていた。

 井城明都副署長は「適切な留置管理に努めていたが、残念だ。再発防止に努める」と話している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080211-00000029-yom-soci