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2008年02月11日(月) 15時02分

個人情報:岡山・三勲小、児童の情報157人分盗難か−−調査書30人分も /岡山毎日新聞

 岡山市立三勲小(岡山市徳吉町)で、児童の個人情報が記載された「緊急連絡カード」157人分と「児童調査書」30人分がなくなっていたことが10日、分かった。同小はカードの盗難届を岡山東署に出し、同署が窃盗容疑で調べている。調査書の所在確認も急いでいる。
 同小によると、カードは児童名や住所、保護者の緊急連絡先などを記入したもの。保健室のロッカーで保管し、養護教諭や担任らが児童の体調が悪くなった場合に保護者との連絡に用いる。通常、室外に持ち出すことはないという。紛失は6日午後3時ごろ、カードを見ようとした3年担任の教諭が気付いた。荒らされた跡はないが、1〜5年の計5クラス分がなく、7日に同署に届け出た。
 また、カードの紛失を受けて同小は7日、普段は担任が各自保管している児童名や留意事項などを記入した「児童調査書」も回収して調査。1年担任の教諭が1クラス分を紛失していた。
 同小は10日までに当該児童宅を訪問して謝罪。森脇利夫校長は「管理場所や方法を改めて再発防止に努める」と話している。【横山三加子】

2月11日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080211-00000216-mailo-l33