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2008年02月11日(月) 07時00分

ソウル南大門が全焼、崩壊=放火の可能性も−韓国時事通信

 【ソウル11日時事】韓国のソウル中心部にある名所・南大門(崇礼門)で10日夜発生した火災で、南大門は11日朝までに木造の楼閣部分が全焼し、石の土台部分を残してほぼ崩壊した。捜査当局は放火の可能性もあるとみて、出火原因を調べている。
 南大門は14世紀末に建設され、国宝1号に指定されている。「ソウルの顔」とも言える代表的な文化財が焼け落ちたことに、旧正月の連休明けの国民は衝撃を受けている。
 火災は10日午後8時50分ごろ発生。消防車数十台が出動したが、建造物の構造などから消火作業は難航した。発生から約5時間後の11日未明には木造部分全体が炎に包まれ、最終的に焼け落ちた。 

【関連写真】 〔写真ニュース〕ソウル南大門が全焼、崩壊—韓国

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080211-00000012-jij-int