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2008年02月11日(月) 11時28分

放火と失火の両面で捜査 復元には2年以上か 南大門朝日新聞

 韓国警察当局は11日午前、全焼したソウル市の「南大門」(崇礼門)について、放火と漏電などによる失火の両面から捜査していることを明らかにした。ソウル市の南大門警察署によれば、出火当時の目撃者が3人いるものの、供述内容に食い違いが出ている。韓国メディアは南大門に登っていく不審な男性を見たという目撃証言を伝えているが、周辺に設置された監視カメラ(CCTV)からは確認されていないという。通常、南大門公園管理事務所の職員が午前10時から午後8時まで周辺に勤務しているが、出火当時は退勤した後だった。

 また、文化財庁や韓国メディアによれば、韓国政府は、06年に調査した図面を基に、焼失を免れた木材を使って南大門を復元する方針を決めた。復元には少なくとも2年以上の期間が必要で、200億ウォン(約22億7000万円)程度の費用がかかるという。

 一方、李明博次期大統領は11日午前、火災現場を訪れた。関係者の説明を受けると、「象徴的な場所だけに、国民の心が痛むだろう」と語った。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/international/update/0211/TKY200802110059.html