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2008年02月10日(日) 00時19分

菓子パンに金属片混入 敷島製パン、7種類を回収へ朝日新聞

 敷島製パン(本社・名古屋市)は9日、千葉県野田市のパスコ利根工場で製造した2種類の菓子パン計3個から金属片が出てきたという苦情が寄せられ、同工場の同じ製造ラインで製造した計7種類の菓子パン計約5万3500個を回収すると発表した。けが人はいないという。

 同社によると、苦情が寄せられたのは、4、5日に同工場で製造した「春みっけ よもぎ蒸しパン」と「塩キャラメルケーキ」。金属片は幅0.4ミリ、長さ1〜2センチで、アルミニウム青銅鋳物製。パン生地を混ぜて泡立てる機械の一部が摩耗して削れたという。苦情を寄せた3人はいずれも口の中で違和感を感じてはき出した。

 回収するのは、この2種類に加え、4日から7日に製造され、5日から8日に出荷された「しっとりメープル蒸しケーキ」「おとうふ蒸しパン」「おとうふ蒸しパン 黒ごま」「三角蒸しパン 白」「三角蒸しパン 黒糖」の計7種類。関東と福島、新潟、山梨、静岡の1都10県に出荷されている。 アサヒ・コムトップへ

http://www.asahi.com/national/update/0210/NGY200802090010.html